ドラマ ストロベリーナイト

映画・ドラマ

久しぶりに家にあるスペシャルドラマ版「ストロベリーナイト」のDVDを観ました。

(ネタバレなし)

竹内結子さん主演の中で一番好きな作品シリーズです。後に連続ドラマ、映画化もされています。

最初に放送されたドラマスペシャルは2010年ですが、10年経った今も色あせることなく見ごたえある良いドラマだと思います。
原作は誉田哲也の小説「姫川玲子シリーズ」の刑事ドラマです。

あらすじ


主人公はノンキャリアで成り上がった女性刑事、警視庁捜査一課の姫川玲子(竹内結子)
ある日、内溜近くの植え込みからビニールシートに包まれた男性の惨殺死体が発見されました。
姫川はこれが単独の殺人事件で終わらないことに気が付きます。そして捜査の中で浮上した「ストロベリーナイト」という謎の言葉。
仲間達と事件の真相にたどり着いた黒幕とは…

出演者

姫川 玲子(竹内結子)
菊田 和男(西島秀俊)
石倉 保(宇梶剛士)
勝俣 健作(武田鉄矢)
井岡 博満(生瀬勝久)
今泉 春男(高嶋政宏)
大塚 信二(桐谷健太)
北見 昇(林遣都)
佐田 倫子(国仲涼子)
深沢 由香里(谷村美月)

すごい豪華キャストです!

かっこいい女性刑事役


どちらかというと優しい感じの役が多いイメージのある竹内結子さんですが、このドラマではバリバリのキャリアウーマン役です。
男社会でもある警察の中で偏見と戦いながら、姫川班の主任として積極的な捜査を行い、多くの事件を解決してきた強い女性を演じています。

キャラクターの濃い俳優がたくさん出演されていますが、なかにはクスっと笑えるシーンもあります。特に井岡(生瀬)とのやり取りはシリアスなシーンが多い中で、いい感じのアクセントとなりとても面白いです。

姫川の事件

姫川は過去のトラウマといえる事件の被害者でもあり、苦しみ悩みながら自分と向き合っていく姿も描かれています。
個人的には学生時代の事件シーンの描き方はもう少し工夫して欲しかったなと思います。連続ドラマ版の中では何度もでてきますが、ドラマとはいえ見ていて辛いシーンです。

姫川の心情を伝える重要な話でもあるので外せないのでしょう。

全体的にグロいシーンがでてくるのは全然平気ですが、姫川の事件のところだけは苦手ですね。

オープニングでは無数の虫が動いているようないちごのCG映像があります。(ここではださないでおきます)

少し不気味な雰囲気ですが、映像にもこだわって作られているのが分かります。

このドラマはとにかく赤がキーカラーとされていて、ドラマの中でも重要ポイントになっています。

ストロベリーナイトの意味

ストロベリーナイトとはストーリーの中で出てくる、ネットの闇サイトの名称です。

ちなみに「ナイト」は、騎士ではなく夜という意味。

殺害現場で犯人が顔にかかった返り血をいちごのように美しく見えたことで命名。異常としか思えぬ由来となっています。

姫川が追うストロベリーナイトの黒幕とは一体誰なのか…

内容や結末が気になる方、刑事ドラマが好きでまだ観てない方はぜひおすすめです。

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感想(0件)

作品の中ではずっと輝いている

2020年9月27日、40歳という若さで竹内結子さんは亡くなりました。ニュースで知った時はとても驚き、理由は分かりませんがとても残念に思います。

時間が経っても悲しい気持ちはありますが、竹内結子さんはこれまでに素晴らしい作品をたくさん残してくれました。色あせることなく、この先もずっと作品の中で輝き続けていると思います。

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